100FV
鉄とともに歩んだ100年。
そして未来へ

藤木鉄工は、1927年の創業以来、
鉄と生き、鉄を創ることで、
社会の基盤を支えてきました。
100周年を迎える今、私たちは過去の歩みに感謝しつつ、
未来へ向けた挑戦を新たにしています。
環境に配慮した新社屋の建設、次世代技術の導入、
そして人と組織の成長――。
築き上げてきた信頼と技術を礎に、
これからも社会に新しい価値を創造し続けます。

お知らせ

NEWS

MESSAGE

藤木鉄工 熊倉会長×藤木鉄工 小林社長

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藤木鉄工株式会社
熊倉𠮷一 会長
Yoshikazu Kumakura

地域とともに、人とともに。

100年の感謝をこめて。

藤木鉄工は、1927年に港町・入船町で船舶用タンクやボイラーを製作する鍛冶屋として創業しました。以来、鉄骨・サッシ・橋梁と事業領域を広げながら、鉄を通じて社会の基盤を支える役割を担ってまいりました。


その歩みの中で、私たちが常に大切にしてきたのは「誠実さ」と「確かな品質」、そして「お客様からの信頼に応えること」です。この変わらぬポリシーが、多くの協力企業やお取引先、地域の皆さまとの強い絆を築き、藤木鉄工をここまで導いてくれたと感じております。


創業から100年。今日の私たちがあるのは、関わってくださったすべての皆さまのご支援とご尽力のおかげです。心より感謝を申し上げます。


次の100年も、鉄とともに、人と地域とともに。培ってきた信頼と技術を礎に、新しい時代にふさわしい価値を創造し続けてまいります。

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藤木鉄工株式会社
小林輝昭 社長
Teruaki Kobayashi

未来を創る力を育てる。

次の100年の信頼のために。

創業から100年。藤木鉄工は、ものづくりを通じて社会の基盤を支え、多くの信頼を積み重ねてまいりました。その歴史を礎に、私たちはいま、次の100年を見据えた挑戦を始めています。


近年では、国土交通省が定める鉄骨製作工場の最高評価「Sグレード」を取得し、国家的プロジェクトにも参画してまいりました。環境に配慮したグリーン鋼材の採用や、ZEB仕様への取り組みなど、脱炭素社会に向けた先進的な試みも進んでいます。さらにBIM/CIMの導入やスマートファクトリー推進によって、デジタル技術を活用したものづくりの高度化にも挑戦しています。


こうした取り組みの中心にあるのは「人」です。社員が安心して、誇りを持って働ける環境を整えることは、個々の成長を促し、その力が結集することで社会やお客様からの信頼に応える原動力となります。多様な人材が活躍し、力を発揮できる職場づくりを通じて、企業としての価値をさらに高めてまいります。


100周年はゴールではなく、新たな出発点です。藤木鉄工は、これからも鉄とともに社会を支え、社員と共に成長し、未来を創る力を育て続けます。

MEMORIAL PROJECT

新社屋建設

〜 次の100年を見据えた、新たな拠点 〜
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創業100周年の節目に、藤木鉄工は次代を見据えた新社屋の建設。

環境への配慮と働きやすさを兼ね備えた、次の100年を見据えた私たちの新たな拠点です。

先進技術を集結した、

環境配慮型の次世代建築

藤木鉄工が建設を進めている新社屋は、次の100年に向けた象徴的な建築です。建物はZEB(ネット・ゼロ・エネルギービル)仕様に対応し、エネルギー消費の最小化と省エネを組み合わせることで、環境負荷を大幅に低減します。さらに、CO₂排出量削減に寄与するグリーン鋼材を全面的に採用し、持続可能な社会の実現に向けた先進的な試みを形にしました。


4階建て・延べ床面積約5,500㎡の鉄骨造で、エントランスには自社で製造した高強度の構造材柱を“見せる構造”として導入。来訪者に藤木鉄工の技術力を体感していただける空間としています。最上階には災害備蓄スペースを設け、緊急時には一時避難所として地域に開かれた施設として機能します。


この新社屋は、先進技術の結晶であると同時に、環境への責任と地域社会への貢献を体現する次世代建築です。

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社員の誇りと安心を支える

「働く場所」へ

新社屋は、性能やデザインにとどまらず、社員一人ひとりが安心して誇りを持って働ける環境を重視して設計されています。従来の約2.2倍の広さを確保し、設計・研究開発機能を拡充。多様な人材が力を発揮できるよう、女性や若手社員の意見も反映し、働きやすさと快適さを両立させました。


オフィスにはフリーアドレスやオープンな交流スペースを導入し、自由な発想と協働を促進。さらに、若手チームによるスマートファクトリー推進や、企画室からの改善提案など、日常の働き方そのものを進化させる仕組みを取り入れています。


こうした環境づくりは、社員の成長を後押しすると同時に、その成果が結集することでお客様や地域からの信頼に応える力へとつながります。新社屋は、藤木鉄工が次の時代へ踏み出す「人と組織の成長拠点」として、新しい日常を築いていきます。

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想いを形にするのは、長年のパートナーシップ

この新社屋建設の施工を担うのは、長年にわたり数多くの現場をともにしてきた信頼のパートナー、株式会社福田組様です。この現場でも、設計・施工・製造において緻密な連携を重ねながら、理想的な“ものづくりの形”を共に模索しています。


藤木鉄工の歩みを支えてきたのは、福田組様をはじめとする多くの協力企業との確かな信頼関係です。これからの100年も、互いの技術と経験を尊重しながら、協働の力で社会に新しい価値を届けてまいります。新社屋は、その強固なパートナーシップを未来へとつなぐ象徴でもあります。

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新社屋建設プロジェクトについては、福田組様のFUKUDA JOURNALやプロジェクトストーリーもぜひご覧ください。

100 YEARS OF HISTORY

100年の歩み

1927年の創業以来、地域とともに歩み、
技術集団へと進化し、今日の高品質と信頼を築き上げています。

1927〜1979

新潟で歩み始めた創業期

藤木鉄工は1927年、新潟の港町・入船町で船舶用タンクやボイラーの製作を手がける鍛冶屋としてスタートしました。1956年に株式会社化し、1960年代には鉄構工場とサッシ工場を併設してスチール、アルミ製サッシの製造を開始。さらに橋梁事業へと事業領域を拡大し、県内初のBOX桁橋を実現するなど、鉄構・サッシ・橋梁分野で技術を育みながら、新潟のインフラ基盤を支える存在へと成長しました。

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1980〜1999

営業拡大と飛躍の時代

1980年代には東京に営業所を設立、仙台にも拠点を展開し、東港工業地帯への進出が加速。売上高は1960年代の1億円台から、わずか30年で100億円に達しました。大型商業施設や都市インフラの鉄骨施工に次々と関わり、職場環境も海外研修制度やバースデー休暇導入などで整備され、社員の働きやすさにも配慮する姿勢が芽生えた時代となりました。

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2000〜2015

技術力の証明と新たな挑戦

2000年代には溶接ロボットの導入やブラスト工場の整備を進め、大型ショッピングセンターや公共施設の鉄骨製作で多数の賞を受賞。官公庁・ゼネコン案件での評価を通じて、国内有数の鉄骨橋梁メーカーとしての地位を確立。技術研究にも注力し、BIM/CIMなどデジタル技術への適応も進めました。

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2016〜

Sグレード達成へ

2016年、国土交通省が定める鉄骨製作工場の最高評価「Sグレード」を取得。国内でもわずか14社・20工場の中に選出されました。その翌年には、新国立競技場のスタンド鉄骨を主に担当するなど、国家的プロジェクトにも関与。2017年以降も継続的に技術力を発展させ、2027年の創業100周年に向けて、ますます高い品質と信頼を目指し歩みを続けています。(※19社23工場(2025.4月現在))

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100th ANNIVERSARY
FUJIKI TEKKOU CORP.